『キャリア』ってなに?
転職を検討している方、したことがある方であれば、一度は耳にしたことがある『キャリア』という言葉。
「キャリアアップのために転職したい!」「転職でキャリアチェンジしてみたい!」という方も多いかと思います。
いろいろな場面で使われるこの『キャリア』という言葉、実はその意味を知らないまま使っていたという方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は『キャリア』という言葉が持つ様々な意味について、解説していきたいと思います
<『キャリア』とは>
まずは、一般的に『キャリア』という言葉がどのように定義されているのかを見てみましょう。
●広辞苑
(職業・生涯の)経歴。
●国語辞典
職業・技能上の経験。経歴。
●厚生労働省
一般に「経歴」、「経験」、「発展」さらには、「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念
●文部科学省
人が、生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ね
上の4つの定義を見ると、本質的には同じ意味で使われているのですが、それぞれのニュアンスが微妙に異なっていることがお分かりいただけるかと思います。
辞書に載っているのは単語としての意味を定義しているのに対し、厚生労働省や文部科学省は単に言葉の意味だけではなく、概念的な要素も含まれる形での定義を行っています。
このことから、『キャリア』という言葉は、使用する場面・相手によってその意味を変える言葉なのだということが分かります。
では、実際の会話の中での『キャリア』は、どのような意味で使われるのでしょうか。
<『キャリア』の意味>
ある会社の後輩(A)と先輩(B)の会話を見てみましょう。
A:先輩ってこの会社での①キャリア長いんですよね?
B:そうだね、もう10年になるかな。
A:この間田中部長から聞いたんですけど、弁護士の②キャリアもお持ちなんですか?
B:うん。頑張って司法試験合格したんだけど、上司と合わなくて辞めちゃった。
加藤さんはここで3社目だっけ?
A:そうです。
B:これまでってどんな③キャリアなの?
A:C社で3年とD社で4年働きました。
B:大手も経験あるんだね。
D社ではどんな④キャリア積んできたの?
A:企画とマーケティングやってました。
B:いろいろやってきたんだね。
今後の⑤キャリアプランは何か考えてるの?
A:実は自分で会社作るのが夢で。
だからここで経営を学びたいと思ってます。
B:すごい!応援するよ!
この会話では、合計5つの『キャリア』が使われています。
①~⑤の『キャリア』は、それぞれどのような意味で使われているのでしょうか。
①「先輩ってこの会社でのキャリア長いんですよね?」
ここでの『キャリア』は、【社歴】という意味で使われています。
②「弁護士のキャリアもお持ちなんですよね?」
この場合の『キャリア』は、【専門職や専門知識】などを表しています。
③「これまでってどんなキャリアなの?」
ここでは、【職務経歴】という言葉に言い換えられます。
④「D社ではどんなキャリア積んできたの?」
この『キャリア』が、一般的に最も多く用いられているのではないでしょうか。
【これまでの仕事を通して積み重ねた経験・スキル・知識】という意味で使われています。
⑤「今後のキャリアプランは何か考えてるの?」
④の『キャリア』がこれまでの経験等の”過去”を指しているのとは対照的に、この場合の『キャリア』は【今後の働き方】【これからの生き方】という”未来”のことを指す際に使われます。
こんなに短い会話の中でも、これだけ様々な意味で『キャリア』という言葉が使われていたんですね。
<IDEAL REWARDの考える『キャリア』>
使われる場面や相手によってその意味を変える『キャリア』ですが、IDEAL REWARDでは
【これからの生き方】【なりたい自分】
という意味で『キャリア』という言葉を使っています。
5年後、10年後に、どういう自分になっていたいのか。
そのためにはこれまでの仕事での経験・スキル・知識を踏まえたうえで、これからどんな仕事に就いて、どんな経験を積んでいけばいいのか。
これまで考えてきた方も、考えたことがなかった方も、一緒に探していきましょう。
IDEAL REWARDは、皆さんの理想の『キャリア』を実現するお手伝いをします。
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