2021年1月21日

人気の事務職への転職は難しい⁈

人気の事務職への転職は難しい⁈

昨今では、新型コロナの影響もありキャリアチェンジを希望する方が増えています。
様々な職がある中でも事務職は人気があり、
「デスクワークだから体力的にきつくなさそう」
「手に職がつきそう」
「今までノルマがありきつかったので、余裕をもって仕事をしたい」
上記のような理由から事務職へ転職をしたいと考える方は多いようです。

 

≪事務職求人の実態≫

まず事務職の求人数ですが、厚生労働省が発表している職種別一般職業紹介状況をみて分かるように、事務職の有効求人倍率は他職種と比べ非常に低いため、事務職を希望している人数に対して求人数が少ないことが分かります。
景気が悪くなると企業側も人件費を削減するために、派遣社員やパートを雇う会社が増えることや、少ない人数でも仕事が回るよう業務のシステム化が進められていることも、事務職採用の減少に拍車をかけている要因として考えられます。

参考:厚生労働省
(一般職業紹介状況(令和2年5月分)について・職種別一般職業紹介状況)
(https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/G38-202008.pdf)

 

≪事務職へのキャリアチェンジをするためには≫

冒頭で記述したとおり、新型コロナの影響で販売職や接客業をしていた方が、キャリアチェンジの転職で事務職を希望する方が増えています。
事務職は経験者でも転職が難しくなっている状況にあり、未経験の方の応募も厳しくなっているのが現状です。
ですが、強い意思でキャリアチェンジを決めているということであれば下記のようなことに注力して転職活動をしてみましょう。

・希望年収の設定はできるだけ高くしないように
事務職の年収は平均して、250万円~320万円の求人が多いです。
もちろん事務職の中でも種類はあるため前後はしますが、未経験での転職になると前職よりも給与は低くなる可能性もあります。
会社によっては、入社後に資格を取得すれば手当てが上乗せされるところもありますので、そういった条件面なども踏まえ探してみるとよいでしょう。

・前職(現職)での経験の活かせるポイントを探る
例えば前職で販売職を経験しているのであれば、お客さまと直接やり取りをすることが多いため、高いコミュニケーション能力が身についているという強みや、営業職を経験している方であれば、顧客のニーズをくみ取ることに長けていることや交渉・調整力があるという強みもあります。
事務職では電話対応や来客対応でコミュニケーションをとる機会も多いですし、資料作成では相手が求めるものを読み行動する力が必要です。
今までの経験で事務職に活かせるポイントを探してみましょう。

・PCスキルを身に付けておく
事務職はパソコンを使う業務なので、最低限のPCスキルは身につけておきたいものです。特にExcelを重視する企業は多いようです。表やグラフなどを用いた資料作成、簡単な関数の活用など、業務でよく使われる技能を身につけておくことは必要です。

 

≪事務職の種類≫

事務職といっても一般事務・営業事務・経理事務・総務事務など
色々な種類があります。
実際にどのように職務内容は変わってくるのでしょうか。

◆一般事務
オフィス内でのデスクワークのことをさすことが多く、データ入力・資料作成・各種手配・電話応対・メール応対などが挙げられます。
文書や資料作成は既存のフォーマットに数字や文章を打ち込むものもあれば、イチから作り始めるものもあります。どの業務も基本的にはパソコン操作が中心となりますので、Excel(関数、グラフ)や Wordのスキルが高いほど仕事を進めるうえで有利だと言えます。

◆営業事務(営業サポート事務・営業アシスタント事務)
客先回りなどでデスクワークができない営業のサポート業務をするため、営業に付随する事務処理を取り扱うことが多くなります。
企業により取り扱う商材が異なるため、同じ業務内容というわけではありませんが、製品やサービスの受発注・見積書・請求書の作成・資料作成など営業活動に関わるサポート業務が中心です。
商品知識の習得や顧客に合わせた業務処理スピードが必要となるため、一般事務より専門性がやや高い仕事になります。

◆経理・財務事務
経理は日常の出入金管理・帳簿づけ・決算表・財務諸表などの作成業務までを行います。財務は予算編成・資金の調達、金融情報の収集・分析など、会社経営に密接に結びついた業務です。

また、「月次補助」「月次決算補助」といった、より大きな金額を扱う、重要性の高い仕事を担当する場合もあります。こういったケースでは、簿記や商法、法人税法など、会計・法律に関する専門的な知識やスキルを求められます。

◆総務事務
会社運営に必要な業務を担当します。
具体的には、各種備品・設備の管理・ルールの整備・社内イベントの企画運営など、会社全体のサポート業務を行うのが一般的です。
なお、会社によっては、総務部門が部署として独立していないケースや、人事・労務・法務などのバックオフィス業務を兼任することもあります。

今回は4つ事務職の業務内容をご紹介しましたが、その中でも “未経験可能” 記載が多いのは営業事務と一般事務の2つになりますが、どうしてもそのような求人は倍率が高くなってしまいます。
事務職の座を勝ち取る為には、現在自分にどのようなスキルがあるのか自己分析をしておくことが大切です。

IDEAL REWARDでは、適性分析による魅力の発見ができ、自分の強みを知ることができます。
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