2020年10月27日

あなたのSNSも面接官に見られています…!

あなたのSNSも面接官に見られています…!

FacebookやTwitter、InstagramをはじめとしたSNSは、年齢問わず多くの方々が利用しています。
しかしこのSNSの投稿、企業の面接官にチェックされているかもしれません。
実は最近、応募者のSNSをチェックする企業が増えているのです。
本人からすれば悪気のない発言でも企業側から見ると「この人の考え方は自社に合わない」と感じられたり、「こういう写真を投稿する人は相応しくない」と判断されたりといったことも起こり得るのです。
そこで、転職活動中のSNS利用について注意すべきポイントをご紹介しましょう。

 

■SNSとは?普及率は?

SNSは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービスのことです。
友人同士や、同じ趣味を持つ人同士が集まったり、近隣地域の住民が集まったりと、ある程度閉ざされた世界にすることで、密接な利用者間のコミュニケーションを可能にしています。
最近では、会社や組織の広報としての利用も増えてきました。

2018年日本のSNS利用者は7,523万人(普及率75%)、2020年末に7,937万人へ拡大すると予想されています。
それほど、日常の中にSNSが浸透してきているのです。
皆さんも少なくとも一つはSNS利用経験があるのではないでしょうか?

(参考:ICT総研|2018年度 SNS利用動向に関する調査 https://ictr.co.jp/report/20181218.html)

 

■転職活動への影響

SNSを上手く使えば、自分とは全く縁がない人でも自分の情報を見ることができる時代です。
そのため約5~6割の採用担当者が応募者名をネット検索すると言われています。
実際に、私の知っている複数名の採用担当者が、面接を受けた応募者の情報をインターネットで検索して情報を仕入れると言っていました。

企業の採用担当者がネット検索する理由の一つは、
応募書類や面接だけでは判らない日ごろの応募者の様子を知るためです。

採用担当者の多くは、応募者のありのままの姿を知りたいと思っているものです。
しかし、面接に慣れていたり営業経験や接客経験が豊富な人は、身だしなみや応対など面接で好印象を与えるコツをつかんでいるもの。
採用担当者も、面接での応募者の姿を普段のままとは思っていません。
そのため、インターネットで情報を検索することがあるのです。
中途採用では、一般的に経験やスキルが重視されますが、それ以上に選考において重要な要素は応募者の「人柄や人間性、性格」です。
ブログやTwitter、FacebookなどのSNSを見ることで、それらが判断できる可能性があるため、採用担当者はインターネットを駆使して情報を得ようとするのです。

 

■転職活動でのブログやSNSのメリット

稀ですが、選考時のアンケートでブログやSNSのアカウントを聞かれる場合もあります。(基本的に任意ですが)
クリエイターやエンジニア系の職種の人たちの中には、noteやTwitterなどへ仕事に関係する知識や技術、自分が勉強していることなどを書き込んでいる人が多くいます。
日頃から、自分が興味を持っている分野の情報やスキルアップに関することなどを発信している人は、応募書類などにアカウントを記載して、あえて採用担当者に見てもらうと言った活用方法もあります。
そうすることで「この応募者は、自社の属する業界に興味のある人」や「スキルアップのため努力している人」などの良い印象を持たれるかもしれません。

 

■転職活動についてブログやSNSに書き込む際に注意すること

メリットで紹介したように、ブログやSNSは自分の過去の取り組みや実績を紹介できるツールとして活用できますが、一方で発信内容によっては読み手に誤解を与えてしまうこともあるので、表現には十分に注意しましょう。
特にSNSは、直接人と対面して発言しているわけではないので、語調が強くなってしまったり発言が過激になってしまいがちです。
企業によっては、自社のインターネット上での評価や口コミを知るために、常に社名で検索して情報を拾っています。
ブログやSNSに企業名を実名で書き込むと、採用担当者だけでなく他の社員に知られることもあります。
企業名や担当者名を実名で記載することは避けましょう。
書き込んだ内容に自信がない場合には、過去の記事や投稿を削除するか、転職活動期間は非公開にするなどの工夫が必要です。
もし転職活動についてブログやSNSに書き込むなら、見られることを意識した内容にしましょう。

SNSの利用で注意すべきこと

・会社の内部情報の投稿(公になっていない企業の情報をSNSで漏らすのは絶対にNG、新規店舗、新規サービスの情報などには注意する)
・人に対する中傷、悪口
・根拠のない批判(芸能人、政治家、政策に対する批判には気を配る)
・仕事の不満、愚痴(上司がウザい、仕事がつまらない、などの投稿はしない)
・他人のプライバシーに関すること(「芸能人が来店した」と投稿したり、許可なしに他人の写真を公開したりするなど)
・法律に抵触していること
・反社会的な発言、画像などの投稿

 

採用担当者も初めて会う人を限られた時間でジャッジしなければならないため、書類選考や面接以外でも選考する人の情報を得るために様々な工夫を凝らしているようです。
尚、よほどの理由がない限り、検索の結果は“参考にする”程度で、採用・不採用に大きく影響を与えるかというとそうではありません。
ただ、ブログやSNSの活用は個人の自由ですが、いざという時のために誰に見られているかを意識して、モラルや常識に反しないような投稿を心がけましょう。

IDEAL REWARDのアドバイザーは企業も担当しているため、採用担当者が何を見ているか、”生”の声を聞くことができます。
ココでしか聞けない裏話もたくさんありますので、情報収集としてもぜひご活用ください!

 

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