2020年11月10日

転職活動を長引かせないポイント

転職活動を始めるときに、どのくらいの期間で転職をしたいと思いますか？
「いい企業があればすぐにでも。」と答える方は多いですよね。

転職活動は、在職中に始め転職先が決まってから退職する人もいれば、
今の会社を辞めてからはじめるという人もいると思います。
実はどちらの方法で転職活動を進めるかによって、かかる期間は変わってくるのです。

ーでは、どれくらいの期間を目安と考えれば良いのでしょうかー

一般的に転職職活動にかかる期間の目安は3～6ヶ月と言われていますが、1カ月足らずで終わってしまう人もいれば、1年以上かかる人もいます。
このように人によって転職にかかる時間は違いますが、転職活動を長引かせないために必要なことは何でしょう。

①下準備が鍵を握る
ここで指す下準備とは、『自己分析』『企業調査』の2つです。
『自己分析』では、キャリアの棚卸しをしましょう。
そうすることで、これまで積み上げてきたキャリアを振り返ったり、次にどのような会社を選んだら良いかが視え、今まで気付かなかった自分の新しい可能性の発見に役立ちます。
次に『企業研究』ですが、限られた時間の中で効率よく情報を収集する必要があります。調べる情報としては主に、企業の理念やサービス、従業員数やIR情報、また競合他社と比較したときの強みや弱みについて、企業のホームページやメディアの掲載情報を中心に調べましょう。

②転職理由を明確化
転職の目的が不明確なまま、「今の勤務先に不満がある」といったネガティブな理由だけで活動をすると、時間がかかってしまう傾向にあります。
どの会社に応募したとしても、志望理由や転職理由は面接で必ず聞かれるからこそ、この部分が曖昧な状態で転職が決まることは難しいです。また、転職の目的をはっきりさせることは、面接対策で役に立つというだけではありません。キャリアに対する明確な目的を持つことで、途中で迷うことなく転職活動を行うことができます。

③複数社に並行して応募する
求人情報を見て興味がある企業を見つけたら、できるだけ多く応募候補としてリストアップしましょう。複数社応募することで並行検討が可能になり、より客観的に転職先を検討することができるというメリットがあります。ただ、あまりに多くの企業へ同時に応募してしまうと、1社あたりに十分な対策を取れず、結果として非効率になりがちですが、応募したすべての企業から面接に呼ばれるとも限りません。1社応募して不採用になったら次の会社へ応募するといった進め方をしてしまうと、転職活動が長期化する原因にもなるので、注意が必要です。
企業研究や面接対策などに充てられる時間を考えて、無理のないペースで複数の会社に同時に応募するのがベストです。

ーでは、次に転職先が決まらず、長引いてしまう人の特徴はどうでしょうかー

①理想だけで転職活動を行っている
転職理由が、「自分の能力が活かせていない」「やりたい仕事ができていない」「もっといい環境で働きたい」といった今の会社に対する不満などのネガティブな理由であれば、ダラダラとした転職になってしまいます。
環境が変わっても自分自身が変わるわけではありません。
ぼんやりした理由で転職をしてしまうと、次の職場でも同じことを繰り返し後悔をする結果になってしまうので、自分が転職に何を求めているのかを分析して、転職活動をするようにしましょう

②転職活動のゴールを設定していない
スケジュールを立てず無計画のまま転職活動を進めてしまうと、時間ばかりが過ぎていき、何も進んでいないという状況に陥る可能性があります。最初に立てたスケジュール通りに進むとは限りませんが、○月までに転職を成功させたいという具体的な期限を設定したうえで、「いつまでに何をやるべきか？」を明確にして、目標に合ったスケジュールを立てるのが成功への近道です。

③離職期間が長くなり、焦ってしまう
なかなか就職先が決まらず、離職期間が長くなってしまうと焦ってきますよね。
「早く転職活動を終わらたい」という気持ちから冷静な判断ができなくなり、内定が出たからと入社し、「考えていた仕事とは違う」とミスマッチが起こることも考えられます。転職先がなかなか決まらないときは、今までの転職活動を振り返りみることが必要です。

いかがでしたか？
今回は転職活動を短期間で終わらせるためのポイントや、転職活動が長引いてしまう方の特徴をお話しました。
簡単に転職といっても、求人の応募から退職手続きまで、やるべきことが多く、スケジュール通りに転職活動を進めるのは簡単ではありませんよね。

ですが、実は転職をするうえで短期間で効率よく転職活動をすることができるんです！

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