2020年11月19日

転職を成功させる秘訣教えます！

あなたは転職を成功させる秘訣を知っていますか？
転職をするのであれば誰しも成功させたいですよね。

前回は転職を長引かせないポイントをお話しましたが、今回は転職の成功の秘訣をお伝えします。

転職活動をしていると、早く決めたいという気持ちから
「内定が出たところにとりあえず転職しよう。」というように妥協をして失敗してしまった…という方もいると思います。

まず、転職を失敗したくないのであれば、❝ 妥協 ❞ の転職は決してしてはいけません。

■そもそも ❝ 妥協 ❞をしてしまう原因とは？
→大きく2つの理由があります。

1つめに、経済的な理由です。
転職活動の面接に行くための交通費や証明写真代は絶対にかかるコストになります。会社を辞めてから転職活動をする場合には、転職期間が長期化するほどお金がかかってしまい、「はやく働いて稼がなければ」という焦りが生じてしまい、内定がでた企業に転職してまいがちです。

2つめに、転職活動の長期化により精神的にも体力的にも疲れてしまうからです。
面接を受けた企業からなかなか内定がもらえず転職が長引いてしまい、やっと一社内定が出たときに「もうここでいいか」と決めてしまう場合が多いです。

では、どのようにすれば人生の転機ともいえる転職を妥協で終わらせずにすむでしょうか。

それは、自分の中に「転職の軸と判断基準をもつ」ことです。
『転職で何を叶えたいのか』と考え、軸を細分化することで輪郭がはっきりとし、
“ とりあえず決めてしまう ” ことを防ぐことができますし、判断基準をもつことで妥協の転職を回避できます。

ポイント1
≪諦められない条件を決める≫
まず転職活動をする上で、自分の中で最も重視する条件を決めましょう。
例えば下記のような条件があります。

・収入(年収●●百万円以上)
・勤務地や職場環境
・業務内容
・福利厚生

自分の中で条件を決める時には、前職の環境や転職を決意した理由をもとに考えてみると良いです。この条件は、“ 絶対に諦めてはいけません ”。
これを諦めてしまうと、条件を設定した意味がなくなり、判断軸もブレてしまうので結局妥協することになってしまいます。また、求人を多く見ることで、福利厚生やユニークな企業方針など目移りしてしまうことも多いと思いますが、魅惑的な条件のみに惑わされず、この転職で『本当に自分が叶えたいこと』を常に考え、本来の目的を見失わないようにしましょう。

ポイント2
≪諦められる条件の洗い出し≫
次に「できればこの条件があると嬉しいな」ぐらいの諦められる条件を洗い出してみましょう。
例として、

・前職と同じ業種
・通勤時間
・残業時間

などがあげられます。
転職先の企業探しで、必ずしも100％理想を満たす企業が見つかるとは限りません。
あらかじめ「諦められない条件」と「諦めてもいい条件」の線引きをしておき、優先順位を明確にしておくことが大切です。仮に2社同時に内定がでたときに、判断の指標にもなります。

ポイント3
≪内定承諾前の再確認≫
転職活動期間が長く辛いほど最初にもらえた内定は嬉しく、内定をくれた企業を自分の中で美化してしまいがちです。
しかし、嬉しくて今にも飛びつきたい気持ちをグッと押さえて、
「自分が設定した条件を本当に満たしているのか」、「その会社に入社した後のキャリアプランがきちんと思い描けているか」と、一呼吸おいて確認してみましょう。
また、実際に入社すると求人募集の内容と条件が違うという可能性もありますし、不安要素は内定承諾前に解消しておくとよいでしょう。
もし仮に企業に対し不安のほうが多いのであれば、ほかにマッチする企業があるかもしれません。本当に満足できる企業をもう一度探してみるのも1つの手です。
もしかしたら、志望度の低かった応募先が実は自分にピッタリだった！ということもあるかもしれません。