2020年12月17日

旅行しながら働く?! 今話題のワーケーションとは

旅行しながら働く?! 今話題のワーケーションとは

ワーケーションという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ワーク(仕事)バケーション(休暇)を組み合わせた造語のことで、「休暇を過ごしながら働く」という新しい労働形態を指します。

「遊びながら働ける」と聞くと魅力的に感じる方も多いと思いますが、そのメリット・デメリットから、導入へは賛否両論分かれています。

あなたはワーケーションしたいか否か、本記事を読みながら具体的にイメージしてみてください。

 

■ワーケーションとは

先述の通り、旅行先や帰省先で休暇を取りながら働くことをワーケーションと言います。
「ワーケーション」という言葉そのものは、2000年頃にアメリカで生まれたとされ、近年働き方が多様化してきた影響で世界中に広がっています。
日本企業においても有給休暇の取得率の低さもあり、働き方改革の一貫としてワーケーションを取り入れる企業が増えています。

 

■リモートワークとの違い

昨今のコロナ禍によりリモートワークが促進され、新たな働き方として多くの人に認知され、多くの企業が導入を進めました。
「オフィスから離れたところで仕事をし、出社の負担を減らす」という点では同じですが、ワーケーションは「まず旅行ありき」という点が大きく異なります。

 

■ワーケーションのメリット

・長期休暇を取得しやすくなる
ワーケーションを導入することで、仕事は中断せずに回しながら、有給取得率も高めることが可能です。
旅行先で長期休暇を楽しみつつ、必要な問い合わせにのみに対応する等、負担にならない程度に仕事ができます。
このように何らかの形で仕事に関わることで、長期間職場からいなくなる罪悪感が軽減され、長期休暇を取得する心理的な障壁が軽減されます。

・労働者のモチベーション向上
JTBは、2017年にいち早くワーケーションを導入、2020年には NTTデータ経営研究所・JALの3社合同で効果検証実験を行い、「生産性・心身の健康にポジティブな効果がある」と発表したことで注目を集めました。
発表によると、ワーケーションを経験することで、仕事とプライベートの切り分けが促進され、情動的な組織への所属意識が向上するという結果が得られたといいます。
さらに、ワーケーション期間中の仕事のパフォーマンスは20%向上したという結果も出ています。
ワーケーション期間中、家族と楽しい時間を過ごしたり、温泉などで心身をリフレッシュしながら仕事をすることで、仕事におけるモチベーションの向上に繋がるのでしょう。

・環境の変化による新たな発想への期待
ワーケーションでは普段のオフィスや自宅とは違う場所で仕事ができるため、「非日常的」な空間の効果により新しい発想が生まれやすいと考えられています。
見える景色から新たなヒントを得たり、同じ職場や業種ではない人と触れることで刺激をもらえたりと、創造的な仕事がしやすい環境と言えるでしょう。

 

■ワーケーションのデメリット

・情報セキュリティ面での懸念
出かけた先で仕事ができるというメリットがある反面、パソコンなどデバイス機器を持ち歩くことによる盗難や紛失のリスクが高まるというデメリットもあります。
また、信頼性の低い無線LANへ接続して情報漏えいが起きる危険性もあります。
デバイスの盗難や紛失を防ぐために管理方法を徹底し、「フリーWi-Fiや提供元が分からない無線LAN回線には接続しない」「セキュリティリスクの高い業務はワーケーションではやらない」などのセキュリティ対策が必須です。

・導入・運用コストがかかる
遠隔地で仕事をするには、インターネットやVPNが使える環境を整えることが必要となります。
さらに、パソコンなどのハードウェアだけでなくオンライン会議ツールやチャットツールなどのソフトウェアを用意することになるでしょう。
すでにリモートワークを導入している企業にとっては大きな影響はないかもしれませんが、新しく導入するにはコストがかかるといえます。

・就業時間の把握が難しい
ワーケーション中の勤務時間や業務内容は細かくチェックできないため、勤怠の把握が難しくなります。
ワーケーションを取り入れる際は、「勤怠ルールを整備する」「リモートワークに対応した勤怠管理システムを導入する」といった対応を検討しましょう。
また、人事評価制度を「勤務時間の長さ」に基づくものから、「仕事の成果」に基づくものに変更してみても良いかもしれません。

・仕事と休暇のメリハリがつけにくい
労働者側の一番の懸念点は、仕事と休暇の線引きが曖昧になる、という点です。
最悪の場合、むしろ業務効率が悪化し、旅行先なのに深夜まで起きて仕事…翌日睡眠不足で観光も楽しめない…なんてことになってしまいかねません。
「仕事をする時間を決める」「時間外は連絡を見ない」など、休みと仕事を切り替える工夫をする必要があるでしょう。

 

 

ワーケーションはリモートワークがベースとなります。
デメリットで挙げたようにまだまだ課題も多く、導入できる業種・職種も限られる中でワーケーションが普及するかどうかは、今後のリモートワークの広がり方にも起因するでしょう。
しかし少ないとはいえ既にワーケーションを導入している企業もあります。

あなたはワーケーションをしてみたいと思いましたか?

ワーケーションに限らず、「どんな働き方をしたいか」をしっかりイメージした上で、それが叶う企業なのかどうかを含めて選ぶ必要があります。
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