2021年3月25日

週休3日制度という働き方

週休3日制度という働き方

週に3日も休みと聞くと、とても魅力的に感じませんか?
ほとんどの人たちが週に2日や1日休みの中、休みが3日に増えるとすると
働く人にとってはとてもメリットに感じますよね。

「新しい生活様式」などと、テレビでも最近話題に挙がっている週休3日制度・・・
本当にメリットばかりでしょうか。
導入する企業も増えてくれば、働く人にとって選択肢の幅も増えていきます。

多様性を求められる今の時代に、企業がいかに個人にとって働きやすい環境を
提供できるかで人材の充実や企業の評価にも繋がることでしょう。

 

週休3日制度の働き方

現在、労働基準法では1週間40時間、1日8時間以内を法定労働時間と規定しています。
これによって日本のほとんどの会社では1日8時間労働×5日勤務によって週休2日制が
一般的となっています。
ここでは、週休3日制度にする働き方を2つご紹介します。

ひとつは、「1日8時間労働×5日勤務」を「1日8時間労働×4日勤務」と、ただ単に1日減るという働き方です。
それに伴って給料が減るという制度もありますし、成果主義の、労働時間ではなく数字で結果を出せばよい等、会社の制度によって様々です。

ふたつめは、現在の一般的な働き方「1日8時間労働×5日勤務」を
「1日10時間×4日勤務」にするという働き方です。
よって1週間の規定の労働時間は変わらず、給料の変動もありません。
しかし1日8時間という法定労働時間を超えてしまうことになりますが、変形労働時間制を取り入れることで解消されます。
1日単位で8時間を超えないようにするのではなく、週単位の40時間、または月単位(その月の日数によって変動あり)で計算することによって法定労働時間内に収めることができます。
ですので、1日10時間働いても、2時間分の残業代は出ないということになります。

 

メ リ ッ ト  デ メ リ ッ ト

 

働く人・・・
休みが増えれば、疲労回復の時間が増えますし、ちょっとした旅行に行くことも可能になります。
プライベートの確保、充実という点で考えるとメリットですね。
また、働き方の選択肢が広がることであなたの理想のライフスタイルに近づけることができるでしょう。
また、しっかりと体を休めることで仕事とプライベートのメリハリも付けやすくなり、仕事の生産性が上がることが期待されます。

デメリットとしては、収入が減ってしまう可能性や、1日10時間勤務の場合、1日の疲労は今より増えてしまう可能性があります。
また休みが増えたとしてもその分の業務量が減るわけではありません。仕事の仕方や、時間の使い方を変える必要もありそうですね。

 

企業・・・
働く人にとって休日が多いというのは、目を引く内容の求人になりますよね。
これによって応募数が上がることで、より良い人材の確保に繋がることも期待できます。
また、従業員にとっても、休みが多い=働きやすい環境であると実感でき、離職率の低下も期待できます。

デメリットとしては、いまだに週休2日制度の企業が圧倒的に多いので業種や職種によってはクライアント等との日程調整がうまくいかなかったり、
出勤日数が減ることで作業の引継ぎや社内での共有事項等、徹底しなければミスに繋がることもあるでしょう。


 

新しい働き方を手に入れる

現代社会における人々の価値観やライフスタイルは多様化しています。


働き方の選択肢が増え、選択できることで働き甲斐、モチベーションに繋がりますよね。
企業としても、生産性の向上、人材不足といった多くの問題を解決する期待もあるでしょう。とはいえ、週休3日制度を導入するにあたり、まだまだ改善する点も多く課題は山積みです。
実際に取り入れている企業でも、良いことばかりとはいかないようですね。

現在の社会情勢を鑑み、多様な働き方が注目されている中、うまく取り入れることができれば個人にとっても企業にとっても良い環境をもたらすことでしょう。
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