2021年2月4日

休むことは悪なのか? 皆勤賞廃止の広がり

休むことは悪なのか? 皆勤賞廃止の広がり

1日も休まず出席した子どもに与えられる“皆勤賞”
「自己管理ができている」「健康」「まじめ」などの印象を与えることから、“皆勤賞”を贈られることに、子ども自身や親が誇らしく感じていることも多いです。

学校だけでなく“皆勤手当”を出している企業もあるほど、日本人の多くは「休まないこと」へ重きを置いて過ごしてきました。

しかし昨今、“皆勤賞”をやめる学校や園が出てきています。
“皆勤賞”や“皆勤手当”の是非についてどのような考えがあるのでしょうか。

 

■皆勤賞廃止の広がり

皆勤賞は、本来継続して出席・出勤した努力を賞する制度です。
体を健康に保ち、予定を調整するなどの能力は立派なもので、しっかりと評価してしかるべきものといえる、という意見もあります。

対して、多様化する時代の中、「無理をしてまで価値のある賞」ではないというイメージがこの十数年で増えており、それが昨今のコロナ禍でより強まったと感じます。

仮に、体調が悪くても皆勤賞や皆勤手当を目的に無理して出席・出勤した場合、体調がさらに悪化したり、周囲の人へうつしてしまうリスクが高くなってしまいます。
また、体調が優れない中で学業や仕事を行ったとしても非効率的なため、まずは快復に専念すべきという意見も多いです。

他にも、家庭の事情や持病・いじめなど、自分の意思に反して欠席する場合もあります。
そんな状況でも「休んでしまった」と罪悪感を感じる人は少なくないようです。
「休むこと=悪ではないこと」「必要に応じて休むことに罪悪感を感じないこと」を子どものうちから教えるべきなのかもしれません。

 

■皆勤手当は必要なのか

皆さんの職場でも、休まずに仕事に来るのが当たり前であって、滅多なことでは休まない。そのような人がほとんどではないでしょうか。
となると、ほぼ全員が皆勤手当を支給する対象者になってしまいます。
出勤に対するインセンティブとして使われるはずの手当ですが、所定の出勤日に出勤するのが当たり前になっている職場では、皆勤手当は有効なインセンティブを与えることができていません。

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