2021年4月22日

ビジネスパーソンに必要な能力

ビジネスパーソンに必要な能力

「編集力」と聞いて何を思い浮かべますか?
雑誌の編集や映像の編集などを思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし編集力は、メディア業界に限定して使われる能力ではありません。
業種業態を問わず、営業や企画、宣伝、事務、接客など、あらゆる職種で求められる
スキルになります。

では、「編集力」とは具体的にどのような能力のことを指すのでしょうか。
大きく分けて3つのスキルが必要になります。

 

1.情報収集力

まずここで大切なことは、目的意識を持つこと・情報を集める時に自分で制限をしないことです。
目的なく闇雲に情報収集してもただ時間が過ぎてしまい勿体ないです。
また情報を収集する際も自分で制限をかけてしまうと、本当に必要な情報を逃してしまう可能性もあります。
収集段階では目的意識は見失わないように意識をしつつ、優劣をつけず情報を集めることが大切です。

 

2.情報の取捨選択

情報を取捨選択するうえで大切なのは、「情報の断捨離」です。
集めた情報を手放したくない気持ちはわかりますが、不要な情報を残しすぎると情報量が多すぎてしまい、重要な内容が薄くなってしまいます。
「断捨離は、重要な情報を伝えるために必要な作業である」と覚えておきましょう。

 

3.情報構成力

情報の構成をするときに大切なことは、情報を受ける人の立場・気持ちになることです。
どんなに情報の取捨選択をして重要な情報を調べていたとしても、相手にうまく伝わらなければ意味がありません。
情報を受ける側が理解しやすい順番で並び変え、伝えることが大切です。

 

今までの経験で、
「企画を通すためにプレゼンをしたが、相手の心に刺さらない」
「会議で発言がうまくできずに、内容を伝えられない」
こういった経験したことありませんか?


実は根本的な原因として編集力が足りないせいかもしれません。
企画書の例でいうと、目的を理解せず、良さそうな情報を選んで、作成したものでは、その内容の良さが相手に伝わらず、不十分だと言えます。

伝わる企画書、相手の心を動かすためには下記の3つがポイントになります。

 

1.誰に伝えたいのか
2.伝える相手のニーズ
3.伝える目的

 

上記のポイントを理解しないまま情報の「収集・選択・構成」を行うと、アウトプットは非常にあいまいなものになってしまいます。
なぜなら、必要な情報を集めること、不必要な情報を選択することもできず、相手にとってベストな構成を見出すことができないからです。

企画書にしても、なんとなく良さそう…といった考えで作成したものは、論点のぼやけた情報不足の薄い企画書になってしまうということです。
誰に向けて伝えたいのか、その相手はどんなニーズを持っているのか、どんな目的を達成するために伝えるのかを明確にすることが大切です。
その軸に合わせて情報を収集し、取捨選択・構成することができれば、それだけで他者に差をつけることが可能になります。

 

編集力は相手のことを考え、情報を届けるために創意工夫を凝らすことで磨かれます。
相手を想って情報を届けることが重要であり、どんなビジネスにも必要不可欠な考え方です。
編集力がビジネスに不可欠なのは、「相手を想う」という本質を、あらゆるビジネスと共有しているからなのかもしれません。

 

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