2021年、ニーズが高まっている3つの職種!その共通点とは?
新型コロナウイルスの影響で、人々の生活様式は大きく変わりました。
それに応じてビジネス様式も変化しなければならず、働く上で求める環境や必要なスキルもビフォーコロナとは違ってきています。
日本にコロナが広まり出してから約1年経った今、企業はどのような人材を求めているのでしょうか?
ニーズが高まっている3つの職種と、その共通点を考えてみましょう。
■今、ニーズが高まっている3つの職種
コロナによる外出自粛の影響で、インターネットの利用率は増加傾向にあります。
この流れを受け、EC(電子商取引)サイトの利用者数が増加し、Webサイトによる集客に力を入れる企業が増えています。
ECサイトの開発・メンテナンスにはITエンジニアが必要なため、採用ニーズは2021年も非常に高くなっています。
特に、IoT、AI(人工知能)、ロボット開発など、技術の進歩に合わせた新しいスキルを身につけられるエンジニアが求められています。
また、業界問わず、DXの採用ニーズも高まっています。
DXとは、一言でいうと「企業がデータやデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続け、価値提供の方法を抜本的に変えること」です。
その目的は「企業の競争優位性を確立すること」です。
DXにはそのプランを描き、推進していくプロジェクトマネージャーと、その下でシステム開発に取り組むSE(システムエンジニア)が必要ですが、どちらも不足しています。
とりわけDXを推進するプロジェクトマネージャーは少ないため、引く手あまたと言えるでしょう。
コロナ禍においては、対面型営業やイベント開催が難しくなる中、オンラインでのイベント開催やインターネット広告を活用した集客がより拡大しています。
そのため、広告関連やIT関連でのマーケティングの能力がある人材のニーズが高まっています。
2019年に初めてTV広告をインターネット広告費が上回り、2兆1000億円の市場になるなど、急成長を続ける広告、マーケティング分野ですが、コロナ禍においてもニーズの高まりに拍車をかけています。
先行きが見えにくい中、市場を正確に分析し、戦略を立案ができるコンサル志向・コンサル人材が更に求められるようになっています。
また、プロジェクトを確実に推進するための人材も求められています。
具体的には、経営コンサルタント、人材コンサルタント、ITコンサルタントなどが挙げられます。
尚、コンサルティング専門でなくても、コンサルに必要な資格や経験を持つ人材のニーズも上昇しています。
■共通点は?
以上の3つの職種のどれにも共通しているのは、ビジョナリーな視点が求められることです。
ビジョナリーを和訳すると“先見の明がある”という意味です。
仕事においては、他の誰もが気がつかない独創的かつ先見性のあるアイデアを考え、ビジネスとして実現化することで社会に対して大きな影響を与える人のことを指します。
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏らが典型的なビジョナリーな視点を持っている人といえます。
■ビジョナリーな視点の第一歩
ビジョナリーな視点は、この3職種に限らず、働く上で重要視されるスキルです。
しかし、必要だからと言って、いきなりジョブズ氏と同じ視点で物事を考えろと言われても難しいですよね。
そこで、仕事において「これからどうあるべきか、どうしていきたいか」といった実現したい世界観を描くことから始めると良いでしょう。
何事においても、漠然とした想いではなく、強い意思のもとに「明確なビジョン」を持つことが大切です。
転職活動においても同じです。
「どのような企業に就職したい」「どんな条件が良い」等、転職先の企業に対する細かなビジョンは少なからず誰しも考えていると思います。
しかし、「転職すること」がゴールではありません。
むしろ新たなスタートのはずですが、求職者の方々で、転職した後のキャリアのことまでしっかりと思い描けている人は一握りなんです。
そこが、転職成功への分かれ道となります。
IDEAL REWARDでは、5年後・10年後を見据えた【キャリアのビジョン】を描くことを大切にしています。
「いきなりキャリアのビジョンを聞かれても考えたことないし困る…」という方でもご安心ください。
現時点で、明確なビジョンが無くても結構です。
まずは、あなたの「理想的な環境」や「理想的な報酬」をお聞かせください。
丁寧なカウンセリングと独自のツールを用いた適性診断により、必要なスキルや経験、適した環境を一緒に考え、ビジョンを描くサポートをいたします。
コロナ禍で必要とされる人材になりたい方、将来が不安な方、ぜひ一度ご相談くださいませ。