Web面接に強くなる!モニター越しの印象操作講座〜”伝わる”話し方・聞き方編〜
前回は、Web面接時の映り方について注意点をお伝えしました。
お待ちかねの第二弾は、<”伝わる”話し方・聞き方編>をお届けします。
※前回の<”盛れる”映り方編>はコチラ
<”伝わる”話し方・聞き方>
前回、画面に映った自分をいかに”盛る”かというお話をいたしました。
画面に映っている自分を最高の状態に仕上げたら、次に注意する点は【音】と【リアクション】です。
①環境
話し方を意識する前に、まずは『伝わる環境づくり』を行いましょう。
Web面接の場合、環境によってマイクが思わぬ音を拾ってしまうことがあります。
ご自宅で実施する場合、窓を閉め、音の鳴る家電などの電源は可能な限り切っておきましょう。
特に、AIスピーカーやスマートフォンの着信音・音声認識機能をOFFにするのを忘れずに!
重要な質問に、あなたの代わりにALE○Aが答えてしまうかもしれませんよ。
ご家族がいる場合には、事前に面接がある時間帯を伝えておき、静かな環境づくりに協力してもらいましょう。
マイクの性能にもよりますが、周囲の騒音や雑音は自分が思っているよりも相手に聞こえています(唾液を飲み込む音が聞こえることもあるほど!)。
何を言っているか聞き取れない状態が続くと、面接担当者からすればかなりのストレスです。
雑音のせいで印象が悪くなるなんてもったいないことにならないよう、面接が決定したら前日までに必ず周囲の音のチェックを行い、本番に備えましょう。
②声の大きさ
対面面接と違い、Web面接では声が聞き取りづらい場合が多いため、声の大きさには気を配りましょう。
ポイントは、「いつもより1.3倍大きな声で話す」ことです。
ただし、大きすぎる声は相手に不快感を与えるため、やり過ぎは禁物です。
また、普段話す声よりも若干高めに発声するようにしましょう。
低い音よりも高い音のほうが、機械越しでは聞き取りやすくなります。
③話し方
声の大きさに注意するとともに、口調にも注意しましょう。
いつもより口をしっかり動かし、ハキハキとした口調で話すことを心がけましょう。
もちろん、早口も厳禁です。
相手に聞き取りやすいスピードを心がけ、落ち着いて、ゆっくりと話しましょう。
④目線
案外見落としがちなのが、「どこに目線を合わせるか」ということです。
Web面接で話すときの目線は、『Webカメラのレンズ』に合わせましょう。
対面で話す場合、基本的に相手の顔を見ながら話しますよね。
同じ感覚でWeb面接時に相手の顔を見ながら話してしまうと、実は目線がずれてしまうということをご存知ですか?
これは、相手の顔が映っているモニターとカメラレンズの位置がずれていることが原因です。
モニター上に相手の顔が映るため、どうしてもそちらを見ながら話したくなりますが、そうすると相手側から見れば全く目線が合わない状態になります。
自分が話すときには、『Webカメラのレンズ』の向こう側にいる面接官に話しかけるつもりで、目線を意識しましょう。
また、必要以上にきょろきょろしないように!
モニターに映っているときは、対面で話をしているときよりも「視線の動き」が目立ちます。
頻繁に視線が動くと落ち着きがない印象を与えるため、注意が必要です。
⑤相槌
TVでこんな光景を見たことがありませんか?
キャスター:「それでは、ニューヨークと中継をつないでみましょう。現地の〇〇さーん?」
レポーター:「………………………………………………はい!こちらニューヨークの〇〇です!」
そう、あの独特のタイムラグです。
実はこれ、Web面接のときにも起こりえます。
あの独特の間が開いてしまうやり取りが、実際のものとなる可能性があるのです。
そこで注意したいのが、相槌の打ち方です。
タイムラグがある場合、声に出して相槌を打つと相手の会話のテンポを邪魔してしまいます。
相手が話している間の相槌は表情と頷きだけで行い、自分が話し始めるときは相手が話し終えたことをきちんと確認してからにしましょう。
⑥リアクション
画面越しのコミュニケーションでは、リアクションの大きさは非常に重要です。
Web面接では身振り手振りなどの非言語情報が対面よりも伝わりにくいため、普段の1.5倍のリアクションで感情を伝えるようにしましょう。
イメージは、よくバラエティ番組で見かける『ワイプ』に映っている芸能人です。
あれほど大げさにリアクションする必要はありませんが、自分の感情がしっかりと画面の向こうに伝わるよう、力強くリアクションしましょう。
※ワイプ…テレビ番組の中でVTRを流す際、スタジオ出演者の顔をカメラに収め、画面の隅に小窓として表示する演出のこと
<Web面接はチャンス!>
面接というだけでも緊張するのに、慣れないWeb面接となると余計に緊張してしまうかもしれません。
ですが視点を変えてみると、Web面接とは、自分により有利な環境を自分自身で用意することができる状況である、とも考えられます。
これは、チャンスです。
しっかりと自分を”盛り”、相手に好印象を与えるような”伝わる”話し方・リアクションを心がけ、画面上の「自分」をコントロールしましょう。
また、画面に映らないところでは、ある意味何をやっても問題ありません。
事前に準備した資料やリラックスグッズをそばに置く、お気に入りのアロマの香りに包まれながら臨むなど、いろいろな工夫を凝らしてコンディションを整えましょう。
IDEAL REWARDでは、Web面接の予行演習も行っております。
実際に面接で使用するツールを用い、事前に映り方や話し方をチェックし、徹底的にアドバイスいたします。
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