全自動洗濯機が有能すぎる件について
全自動洗濯機って、とっても便利ですよね。
洗濯物と洗剤を入れてスイッチオン。
あとは洗濯が終わるのを待っていればいいだけですもんね。
洗濯板が一般的だった時代の人からすると、”夢”のようなものなのではないかと思います。
もし、あなたが何かに悩んでいるときに、自動的に”答え”を導き出してくれるものがあったなら。
それこそ、”夢”のようだと思いませんか?
今回は、そんな”夢”のような思考法
『無意識思考』
について、お話したいと思います。
<無意識なのに思考?>
以前、2つの思考パターン『速い思考・遅い思考』についてご紹介しました。
この2つの思考は、ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの行動経済学者ダニエル・カーネマンが提唱したものであり、私たち人間はこの2つの思考法を使い分けることで、対象に合わせて最適な思考・意思決定ができるようにしていると長年いわれてきました。
近年、従来の2つの思考法に加え、最先端の脳科学・心理学研究において第3の思考法が提唱され、注目を集めています。
この新しい思考法=第3の思考法こそが、『無意識思考』です。
ここで、ひとつのエピソードをご紹介しましょう。
先日、十数年来付き合いのある友人の誕生日プレゼントを買いに行ったときのことです。
付き合いが長くなると、どうしても毎年のプレゼントを選ぶのが難しくなってしまいます。
学生時代は、「あ! これ面白い!」と半分ウケ狙いでパパっと選べていたものですが、大人になるとさすがにそのノリで選ぶことは難しいですし。
「今年は何にしようかなぁ」と、友人の年齢や好み、家族構成、これまでにあげたもの、最近話題にあがったものなどをいろいろと考えつつ、いくつかのお店をまわりました。
10軒近くのお店を見終えた頃、「もうよく分からなくなってきた…何あげたら喜ぶんだ…」と、選ぶこと・考えることに疲れてしまった私は、近くのカフェで一旦休憩をはさむことに。
窓際の席に陣取り、コーヒーを飲みながら通りを歩いている人をボーっと眺めていたのですが、突然「あ! あれにしよう!」という天啓を得たのです。
その後2軒目に寄ったお店に戻り、無事プレゼントを購入することができました。
実はこのエピソードのなかに、以前ご紹介した2つの思考法+今回ご紹介する第3の思考法、そのすべてが隠されています。
⇒ 速い思考(=直観)
⇒ 遅い思考(論理的思考)
これらは、前回ご紹介した2つの思考法ですね。
そして今回の主役である『無意識思考』は、この部分です。
このときの天啓、つまり”ひらめき”こそ、『無意識思考』により導き出された結論だったわけです。
みなさんも、似たような経験ありませんか?
◆新しい企画のアイディアを一所懸命考えている時には全く思いつかなかったのに、お風呂につかってのんびりしているときにパッと思いついた!
◆上手くいかないことがあり解決方法を検討してもなかなかいい案が思いつかなかったのに、ベッドに入ってウトウトしているときにとてもいい案がひらめいた!
こんな経験がある方は、無意識に『無意識思考』のお世話になったことがあるということですね。
一般的に、日常の意識と無意識の比率は1:9だといわれています。
これって言い換えれば、日常で意識できている範囲はたったの10%ってことです。
私たちが”考えている”と意識していない90%のときでも、脳は常に思考していて問題解決を図っています。
この「意識していない(思考していることすら気づいていない)ときの思考」が、『無意識思考』の正体です。
<無意識思考は全自動洗濯機?>
無意識下で行われる『無意識思考』ですが、よくよく考えてみると、これってとっても便利な思考法だと思いませんか?
頭を使っていない(頭を使っているという意識がない)ときでも勝手に考えてくれているということなので、やってることは全自動洗濯機と一緒…ってことですよね。
でも、どんなに便利なものでも、その使い方を知らなければ便利とはいえません。
全自動洗濯機を使ったことがない人にいくら「便利だよ」といったところで、伝わらないのと一緒です。
では、『無意識思考』の使い方とは?
…実は、私たちが普段使っている全自動洗濯機のそれと、ほぼ一緒なんです。
② 洗剤・柔軟剤を適量入れ、コースを選択
③ スイッチオン
⇒ 放置してたら勝手に洗濯完了
② 集めた情報を使って、ひとまず速い思考・遅い思考で考えてみる
③ 「どうしようかなー、ひとまず保留」でスイッチオン
⇒ 放置してたら勝手にひらめく
ね? ほぼ一緒でしょう? 便利でしょう?
こんなに簡単で便利なら、活用しない手はないですよね。
<無意識のひらめきを>
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【参考文献】
影山徹哉『Third thinking 最先端の脳科学・心理学研究が証明した“最強の思考法”』
(2020年6月/あさ出版)
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